クソ食って（禁酒295日目）

思い出せば、自分が飲酒に走るきっかけはいくつかある。その中で1番大きいのは家族関係だろう。家族とはうまくいってるか言ってないかで言えば、正直わからない。ただ両親との会話がスイッチになることが多い。理解のない、一方的な押し付け。子であることの弱みを利用されて隙間に入り込まれてくるのがとても不愉快で仕方がない。

母親は少しカオナシのようだ。

千と千尋の神隠しに出てくる妖怪である。ものを与えることによってのみ愛を手に入ると考えており、本質的な愛情とは何かを理解しないような存在。カオナシは劇中で千尋と出会うことによって、自分を成長させることができた。だが誰もがカオナシにとっての千尋と会えるわけではない。いや、いくらあったとしても当の本人が考えを変えようと言う努力をしなければ無意味である。

自分だってろくな人間でないことはわかっているが、だからといって。

お酒を飲む事はなかったがタバコには走った。まぁ別に、禁煙をしてるわけでは無いから良いのだけれど。

普段ならば軽くいなされただろうが、ここ数日はメンタルも落ち込んでいる。

気圧のせいなんて言えば簡単であるが、このメンタルの落ち込みもたまらず、そんな時は心の余裕がない。

そのままその後もぐだぐだしてしまった。本当はいろいろやりたかったのに。ただですらメンタル落ち込んでいるのに、そのせいでさらに睡眠時間は削れていき、おかげでぎっくり腰の痛み。治ってきたと思っても油断するとまだ腰に響く。

憂鬱な日々。禁酒なんてくそくらえだ。くそ喰らえであっても、そのクソは自分で出したくそであり、自分が食うしかないクソである。

くそ食っていくしかない。食あたりになって死んじまったらそん時だ。