間の悪さ(禁酒35日目)
自慢ではないが、自分はかなり間が悪い。日々の油断の積み重ねが理由のときもあれば、本当に滅多にしないミスを一番宜しくないタイミングにしてしまう。
つまるところウッカリが凄いのだ。
昨日もある情けないうっかりをしてしまい、それが回り回って、今日は不愉快な目にあってしまった。本当に不愉快な目だった。うっかりした自分も悪いが、だからと言ってあんな態度はないだろうと、今でもちょっと憤慨している。
が、よく考えてみえれば大した問題でもない。直接何かの被害にあったわけではないし。
ウッカリがきっかけでちょっとした悪意を向けられたが、そんな悪意に付き合っている方が、もったいない。仏陀にもそういう逸話があった。散々悪意を投げつけられた仏陀がしたことは、悪意そのものを無視する事だった。
食事と一緒、差し出された食事を食べなければ、後始末は料理した人間が処理しなければならない。悪意も向き合う必要はない。向き合わなければ、最後はその人に帰ってくる。
悪意に囚われるのは、無意味な行為であることは確かだ。よほど人生に関わってくる相手ならまだしも今回の相手は違う。ならばいちいち悩むだなんて、それこそ時間がもったいない。
まあ、そう割り切れれば簡単だけど。なかなか。
でも、そういうように考えていく事を意識していきたい。すぐには慣れないだろうけど、ゆっくりと意識できること願って。
禁酒と一緒だ。どんなことでも、変化は一気に訪れない、ゆっくり、意識していくうちに気づいたら変わっているものだら。
今日もやる気は起きなかったが、この出来事のおかげで、逆に前向きになろうと思えて、やりたいことが少し捗った。
嫌な出来事でもプラスにできたなんて、これも禁酒のおかげかしら。