ポンコツと目(禁酒857日目)
自分はなかなかのポンコツ人間だと思っているが、その中でも特にポンコツだと思っているのが目である。この目のポンコツさんのせいでどれほど苦労してきたものか。落ち着きのなさも疲れやすさもこの目に比べれば全てたいしたものではないと思う。
ともかく目の能力が低いのだ。
物体を把握する力と言うべきか、これがともかく弱い。いや、そこまでひどいと言うほど弱いわけではない。
平均からすれば確実に下であるが、最下層というわけでもなく。その微妙なわかりづらさが自分を一層苦労させた。
とらえる能力が弱いから人の顔覚えるのは苦手だし、何よりも文字を追うのが不得意だ。昔は読書のたびに行飛ばして読んでしまったり、同じ行を何回も読むなんてことはザラだった。おかげで目のバランス能力も良くないから、文章すら真っ直ぐ描くことができない。この目の弱さを認識してからはまたメンタル結構ボロボロにされた。
なんで自分ばっかこんな苦労しなきゃいけないのか。
本を読みたくてもうまく読むことができないなんて。そういう苛立ちはお酒に走らせた原因であるのはあったりする。
ポンコツな理由はきっと複合的なものだが、昨年末ほどにその原因の1つがわかった。
片方の目の見る力が弱いのだ。
その結果もう片方の目で見るようになってしまってその見るバランスの悪さが結果的に命そのものの能力を著しく下げていたようだ。それがわかってからは可能な限り見るのが弱い方の目の方を意識するようにしている。
かなり疲れるがそうすると全体を見ることができるようになった。
もちろんそれですぐ良くなるわけではない。
文字は未だにヘロヘロだしうんざりすることが多い。それでもゆっくりとだが着実と目のバランス能力は良くなっている。
そのおかげで文字も昔に比べればはるかに読みますくなっている。
相変わらずなんで自分がこんな苦労しなければならないのか、なんて考えてしまうが、仕方がない。ハンデがあったとしてもそれが自分である。
本日も本当にありがとうございました。